恵那栗によるまち・ひとの活性化
笠置山にはかつてグリーンピア恵那(大規模年金保養基地)があり、多くの人でにぎわっていました。しかし、経営不振により、平成12年に閉鎖。跡地はさびれ、物寂しい雰囲気に。そんなにぎわいがなくなった跡地に恵那栗を植え、栽培することで、働きたい人、栗を買いたい人、栗の収穫体験をしたい人など、多くの人たちが集まりにぎわいが戻ってほしいとみんなが悩んでいました。
そこで考えられたのが栗園の開発。栗園がにぎわえば、まちがにぎわい、楽しく生きがいのあるまちになる。農業者の高齢化、人口減少など地域の抱える多くの課題を解決するきっかけになればと願いながら、栗の手入れをしています。
楽しい日本一の栗づくり
えな笠置山栗園では地域のおじさん、おばさんがたくさん働いています。
働き盛りの頃は、それぞれの会社で働いていましたが、退職を機に栗園で近所のなかまと笑顔で働いています。大変な作業もたくさんありますが、近所のなかまとならば声をかけあい、楽しく働ける。そんな楽しい栗づくりを目指しています。しかし、目標は高く「目指せ日本一」、「日本一の生産量」「日本一の販売量」「日本一の味」など栗のプロを目指して、日々勉強しています。それぞれが持っている会社時代の知識と技術も生かしながら、楽しく栗づくりに精を出しています。