笠置山の恵那栗がおいしい理由
おいしい栗のできる条件は、
・日当たりがよいこと
・寒暖差が大きいこと
・土質が弱酸性であること
などがあげられます。えな笠置山栗園は・・・
山の上の栗園なので日当たりがよい
例えば、高い山の頂上などでは、高さの分だけ地平線が下がって見えますので、日の出は早く、日の入りは遅くなります。えな笠置山栗園は、標高1128mの笠置山の中腹にあります。標高が高い分、日照時間が長く、光合成できる時間が長いので、実のでんぷんのつまりがよく、おいしい栗が育ちます。
内陸で山間地なので寒暖差が大きい
えな笠置山栗園のある岐阜県恵那市では9月頃から朝晩が肌寒くなってきます。岐阜県は海がない県です。海は湯たんぽのような役割をするため、沿岸部の寒暖差は緩やかですが、海のない山間地である恵那市の昼夜の温度差は20度前後。この寒暖差がおいしい栗を育てます。栗は昼間、光合成によってブドウ糖を作っています。日が沈んで光合成ができなくなると、昼間に作ったブドウ糖を使って呼吸します。夜の気温が低いと、栗の呼吸が抑えられ、実に栄養が多くいくのでおいしい栗になります。
栗園の土質は弱酸性
栗の生育には弱酸性の土質がよいと言われています。笠置山の土は弱酸性。
空気も水もきれい
都会に住む人がえな笠置山栗園を訪れると、空気や水がきれいだと言います。そんなきれいな環境で栗たちは心地よく育っています。
笠置山の神秘のパワー
笠置山は神秘的な山です。ピラミッドストーン、ペトログラフ(古代岩刻文字 )が 点在し、昔から地元の人たちは笠置山に祈りをささげてきました。私たちが育てる栗には笠置山のパワーが入っていると思っています。